ファイル共有ソフト“ウィニー”の裁判結果から、ユーザーの「データを保護したい」という気持ち(≒権利)のため、と考えれば「許される」ことになるという判断があって販売していたのでしょうか? 販売価格がとても安く、自分たちの儲けを狙ったとは思えませんよね。
任天堂DSのマジコン(マジックコンピューター)については、やはりユーザーの「権利・使い勝手の良さ」のためという建前で販売されていたけれど、使用実態から“違法である”という方向のようです。
みんなが本音(考え方・実態)として、「コピーできるならコピーして、出費を抑えたい」と、違法な使用をしているようですから、ユーザーの権利(気持ち・使い勝手)が制限されるのはしかたのないことだと思います。
そして、今言われている“デフレ(スパイラル)”も、人のユーザー(=消費者)としての都合の良さから、「安く買える品物」しか売れなくなった結果だと思います。
しかし、そのユーザー(消費者)の多くは、企業(生産者)の従業員であり、価格が安くなった結果として売り上げが落ち、給料がカットされるようになってきています。(あるいは、リストラ,就職難)
著作者(生産者)の権利を守ることを軽く見て、ユーザー側(消費者)に重きを置きすぎると、短期的には得をしたと思えても、長期的には大きな損をすると思います。
『禍福はあざなえる縄のごとし』といいますが、ユーザー(消費者)は著作者(生産者)と複雑な関係性があります。
今回の報道で、短期的な「お得感」だけでは、社会の発展性・柔軟性が損なわれると考えました。
こんなことを感じた・考えたってことですので、怒らずに笑ってやり過ごしてください。
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