2009年11月11日水曜日

脳化社会ということか?

市橋容疑者に関する報道が過熱していますね。
もちろん、大変な事件ですから報道する必要があります。しかし、受け手が考えなくていい(?)ように、事実を報道した後の二項対立的な、コメンテーターやキャスターの“あて推量”のやりとりがよろしくありません。
養老孟司さんが『バカの壁』で言われて久しいですが、「まさに脳化社会だなぁー」と、感じます。
オレが(頭んなかで)考えたことが事実そのものだ”と言わんばかりのコメントに、社会の方向性が左右されるかと思うと、怖いものがあります。(それと、寂しさも)
自然は、頭で考えたとおりにはならない。
報道を通して、二項対立で考えるようになりがちな自分に「ちょっと待て」と言いきかせるのでした。



今回の『とぜんなか』は、いかがでしたか?
こんなことを感じた・考えたってことですので、怒らずに笑ってやり過ごしてください。

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